■宝来軒本店
大分県下、特に中津に数店ある宝来軒の総本店。
宝来軒はいわゆるチェーン店ではなく暖簾分けのイメージ。
各店で味・価格が違うようです。

店内はカウンター席とテーブル席が数卓で外観から想像するよりも広いです。
老舗ながらテーブルやイスは新調されているようでイニシエ感はありません。
カウンター席に座りました。
灰皿あり。
スポーツ新聞あり。
卓上アイテムはすりおろしニンニクと胡椒のみ。
紅ショウガなし。
辛子高菜なし。
ゴマなし。
ティッシュなし。(食後、唇は豚骨コーティング。笑)
厨房内に大将、おばちゃん店員と男性店員。全6名の体制。
ラーメンは終始大将が作っていました。
見た目は人の良さそうな大将ですが、厨房内には若干のピリピリムードが。
■ラーメン 750円(700円+税56円-端数6円)
麺のカタさは聞かれませんでした。
2分ぐらいで供されました。

トッピングはチャーシュー2枚、海苔、ネギ、ゴマとシンプルで、
見た目はいわゆるノーマルラーメンのそれ。
スープはあっさり醤油豚骨で甘みを感じるタイプ。
豚骨をベースに鶏ガラを加えたダブルスープかと思っていましたが
牛骨も使われているようです。(三骨スープ) まぁ、よくわかりませんが。w
万人ウケする飲みやすいマイルドスープかと。
麺は極細ストレート麺。
極細故に提供時間も早めです。カタさは丁度いい塩梅でした。

チャーシューは豚バラ巻き肉タイプ。
薄めのカットですが、シンプルに美味しい豚肉そのものの味わい。

ラーメンは文句無しに美味いのですが、750円は客観的に高過ぎると思います。
この価格で満足出来るのは、このお店が昭和33年創業の老舗で
中津を代表するラーメン屋『宝来軒』の総本店だからでしょう。
総本店というのを抜きにしたら・・・
①中津駅で降りました。
②駅前の古びたラーメン屋に入りました。
③ラーメンを食べました。
④普通に美味しかったです。
⑤でも、これで一杯750円??
⑥高過ぎやろ!!
これが、普通のフツーの感覚だと思うけどなぁ。(笑

宝来軒 本店